今日はついにグリニッジ編です!
って本当はオプショナルツアー終わってグリニッジに向かう間の出来事もうpしようと思ったんですけど、それはまた次回の更新でってことで。
2/20(水)
【天文台への丘】
オプショナルツアーも終わり、自由行動へ。
リバーボートという乗り物に乗ってテムズ河を上って(下って?)いきます。
その時の写真はまた次回・・・。
さて、グリニッジ旧天文台はロンドン郊外の丘の上にあります。
オプショナルツアーではバスで丘の上へ上りましたが、個人で行く場合はテムズ河を行くリバーボートや日本でいうモノレールのようなドックランズ・ライト・レイル(DLR)や鉄道などさまざまな行き方があるようです。
ただ、そのほとんどの到着場所が丘の下ということで天文台までは軽い(!?)ウォーキングをすることになります。
上の写真もかなり歩いてから撮りました。
丘の上に建っているのが目的地であるグリニッジ天文台・・・。
ね、遠いでしょ(笑)
もしも行かれる場合はスニーカーなどの歩きやすい靴で行くことをオススメします。
そんなわけで日頃の運動不足が祟ってゼイゼイ言いながら登ってやってきた天文台。
先ほどは近くまでいけませんでしたが、今回はいよいよ子午線を見に行きたいと思います!
グリニッジ天文台の中は有料なので、ここで£7払って入ります。
子午線自体はずっと延びているものなので有料エリア外からも線を見ることはできます。
でもやっぱりここに来たのなら中に入らないと!!
どーん。
茶色の線がグリニッジ子午線です。
世界を股にかけちゃいましたw
子午線には世界各国の経度が書かれています。
東京は経度139度。
建物側はこんな風になってます。
「PRIME MERIDIAN OF THE WORLD」と書かれています。
意味は「世界の基準子午線」
これを模したTシャツやバッヂ、キャップなどいろいろなお土産が売っていました。
ところで、なぜ世界の基準子午線がイギリスのグリニッジにあるかというと・・・。
イギリスの大航海時代に海へ出たは良いが何を基準にして自分の位置を知れば良いのかわからなく、とても悩みました。
そこで星図を作り位置情報などを求められるようにしました。
星図を作るにあたって、基準となった場所がグリニッジ天文台です。
星図作りや子午線などは世界各国でも作られ、独自のものを持っていたのですが、鉄道の時刻表など統一された時刻が必要となったため、アメリカで国際子午線会議が行われました。
そしてイギリスのグリニッジ天文台の持つ子午線を基準にすると世界的に決まったわけです。
ちなみにグリニッジ子午線決定に最後の最後まで反対した国はフランスとブラジルだそうですよ。
赤い球はタイム・ボール。
午後1時までにこのボールを上へあげて行き、1時になったらストンと下へ落とすそうです。
これで昔は船などにも正確な時間を知らせていたそうですよ。
ここで独りで来ていた日本人男性と話をしました。
彼はロンドンでホームステイをしているらしく、鹿児島からきているらしい。
「なんか有名らしいんで、他に見るところありますかね?」って聞かれましたけど、何しにきたんだコイツwww
大学生に間違えられました。
さらば、名前も知らない青年よ!
天球儀です。
英語読めないけど!
それだけは分かる!
日本の天球儀も見ましたが、本家本元もかっこいいです・・・!
もっとおじいさんだった気がするのですが。
ガリレオ・ガリレイの月のスケッチ。
こんな風に当時の観測機や天文学の偉人たちにまつわる展示物が多くありました。
ーおまけー
リス!
ロンドンのリスは冬眠しないようですね。
モコモコしててめちゃくちゃかわいかったです!
天文台というだけあって丘の上にあるんですねー
返信削除行ってみないとわからない楽しみですよね。
主要都市の緯度が書かれてるなんてシャレオツですw
こっから東方はるか彼方に東京か…とかなんかいいです。
タイムボールのある写真、陽のあたり方、アオリ、構図、
もちろん被写体も、あの写真好きです。
わいっしゅさん>
削除そうですね!ロンドン市内から遠すぎず近すぎずってところでしょうか。
新宿から三鷹へ行く距離くらいですかね(分かりづらい)
子午線をまたぎながら写真を撮るのが定番ですが、順番待ちの間、その国の人々が自分の国であろう経度を指差してキャッキャしてるのを見ましたwジャカルタとかね!
写真、褒めていただきありがとうございます!