2015年5月19日火曜日
敷島。本の森 後編
5/17(日)二日目。
この日は晴天。
林の中でテントがいくつか開き、ゆったりした空気が流れる中二日目スタート。
今日は以前から参加予約してあったブックピックオーケストラさん主催のワークショップ、
「Sewimg Books」に参加です。
ワークショップ自体が初参加でどんなことをするのかドキドキでした。
自分のお気に入り一冊を持ち寄り、その本の紹介や思い入れ、出会いなどを話し、ほかの参加者が持ってきた本との共通点を探すというもの。
普通に紹介しあうものではなく他の方の本についても考えたりするので、普段手に取りそうにない本についても知ることができ、興味をそそられるイベントでした。
なにより本が好きな人々とお話できるのが楽しい!
参加者は私を含み5名でしたが持ってきた本が電子書籍・漫画・海外絵本・エッセイ・ミステリーと誰一人かぶることなかったというのも面白かった。
自分はミステリーで安楽椅子探偵というジャンルにハマった原因である恩田陸著「象と耳鳴り」と持って行きました。
祥伝社から出ている
恩田陸著
「象と耳鳴り」
12話からなる短編ミステリ。
NHKドラマにもなった「六番目の小夜子」に登場する関根秋くんのお父さん、退役判事の関根多佳雄がこの本の主人公です。
もうだいぶ前に発売されたものですが、今読み返しても楽しめます。
中でも好きな話が「待合室の冒険」。
ハリイ・ケメルマンの名作「九マイルは遠すぎる」のオマージュになっており、一言のセリフから推理ゲームを始める関根多佳雄とその息子 現役検事の春。
どの話も「ありえそうな話」として少しドキッとして面白かった。
大好きな一冊です。
そんな本を携えて参加したワークショップ。
他の方にも興味を持っていただけたようでとてもうれしかったです。
また来年も開催されるようでしたら是非参加したいですね。
と、いうことで二日目に購入した本たち。
あと最後の最後まで買おうか迷った本が一冊・・・。
「チャリング・クロス街84番地-書物を愛する人のための本」の美品単行本が2,500円で売っていたので悩みました。
「チャリング・クロス~」は昨年のブックマルシェで購入した本で、そのときは文庫。
今回見かけたのは日本リーダーズダイジャスト社版。
今は無き古書店 マークス社の表紙がカバーです。
あー・・・どうしようー・・・どうしようー・・・と思っている間にお店のダンボールにしまわれていきました・・・。
また出会ったときに購入したいです。
参加された本屋さん他スタッフの方々、お疲れ様でした。
とても充実した良い一日を過ごさせていただきました。
いまから来年の開催が楽しみです!
敷島。本の森 前編
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