2015年5月18日月曜日

敷島。本の森 前編



こんにちは。
また更新に時間が開いてしまいました・・・。

ドイツ旅行から一ヶ月経ちましたが、まだ旅行ノートはまとめ終わっていません・・・。


さて、先日、近所で素敵なイベントがあったので行って来ました。

その名も


「敷島。本の森」ブックマルシェ




群馬県は県庁所在地 前橋市の敷島公園。
群馬県内・県外の13もの古書・新刊本屋さんが集まり、さわやかな林の中で本を選んだりコーヒーを飲んだりして思い思いに過ごすというイベント。
たぶん今年で3回目?

昨年たまたま寄ったらすごく良い本に出遭えたので、今年はまだかまだかと開催日が待ちきれませんでした。
去年は何の本に出遭えたかというと


中公文庫から出ている
ヘレーン・ハンフ著 江藤 淳翻訳
「チャリング・クロス街84番地-書物を愛する人のための本」
という本。

本好きには有名な本だそうで、最近まで知りませんでした。

この本の存在を知ったのはだいぶ前に
新潮文庫から出ている
恩田陸著
「隅の風景」
という恩田陸さんの紀行エッセイに登場しまして、「いつか読んでみたいなー」と思っていた本でした。

それが去年偶然寄ったブックマルシェで見つけたものだからすごい大はしゃぎ!
早速読んだらこれがまた本当に良い本で!

内容的には第二次世界大戦中、アメリカの貧乏女性作家とイギリスにある古書店マークス社の間で行われた往復書簡をまとめた一冊なのです。
最初は予算と希望する書物を買ったり売ったりするだけの間柄だったのですが戦況が厳しくなる後半、物資などに余裕があるアメリカの女性からイギリスのマークス社に対し個人レベルで食べ物を送ったりするようになります。
登場する本に注釈が付くのでもちろん本好きにもオススメなのですが、その時代の個人間の往復書簡を読むことによって教科書では感じられない部分が見えてくるのでWW2時代に興味がある人にもオススメです(だいぶマニアックなオススメ方だ・・・)


さて、今年はどんな本と出遭えるのかなー?



5/16・17の二日間開催され、二日間とも参加してきたのでレポートというか買った本紹介というか自慢をば(笑)



5/16(土)


初日は雨がぱらつく中、行われました。
晴天時は屋外で開催されるのですが、あいにくの雨。
本の天敵を避けるため、近くにあるフリッツ・アートセンターさんの一角を使い、それぞれの本屋さんがお店を広げていました。

本が積み重なる中、お客さんもお目当てな本や懐かしい本を手に取りながら和気藹々・・・ながらもどこか真剣で選んでいるようでした。
どちらも気合入ってるなー。


この日、購入させていただいた本はこちら。




大好きな作家さんの場合は単行本も文庫も迷わず新刊購入するんですが、そこまでではない作家さんの場合は中古で購入することが多いです・・・すみません(笑)
なので群馬県出身作家で松本清張賞を受賞した阿部智里著「烏に単は似合わない」の単行本や、伊坂幸太郎著「夜の国のクーパー」の単行本を300円で購入できたのでよかったなーと。

ミシマ社発行の「THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」」はいつか買おう買おうと思っていた本。
新刊で購入。

そのほか面白そうな本をいくつか買いました。
小冊子もあわせると11冊。

で、中でも一番「これは!!」と思った1冊は

大竹聡著「中央線で行く東京横断ホッピーマラソン」
完全にタイトル買いです。

こちらとミシマ社発行の「THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」」は桐生市で毎週月曜にオープンする「ふやふや堂」さんにて購入した本で(ふやふや堂さんも今回のイベントに参加している本屋さんです)、どういう本かというと・・・ホッピーを飲んだ後にマラソンをする・・・というのではなく、中央線の各駅近くにある居酒屋さんでホッピーを飲んでは別の駅近くにある居酒屋さんに行き、ホッピーを飲んでは別の駅近くにある居酒屋さんに行き・・・というホッピーを主に飲んではしごをするというアホみたいな企画。
内容もアホです(笑)
でも、だからこそ飲んでいるときに読みたい一冊!





実際にその日、ビールを飲みながら読みました。
(ビールかよ!っていう・・・すみません、ホッピー飲んだことないや)

何がおもしろかったかと聞かれたら答えられませんが、面白かったのは良く覚えていますw

シラフな時に読むとアルコールが欲しくなる本。





思った以上に長くなったのでここでいったん区切ります












敷島。本の森 後編





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